岩手の郷土料理

岩手の郷土料理は、主にお米を中心に使った南部と、ひえや粟、蕎麦などの雑穀を使った北部に、食文化が分かれます。というのも、江戸時代、岩手県南部は仙台藩の領地で、北部は盛岡藩の領地だったためです。米が豊富に取れる南部・仙台藩と違って、寒さの厳しい北部・盛岡藩は、米の生産をなかなか望めなかったようです。また、岩手県北部や西部は、本州最寒地といわれており、その寒さは、マイナス30度になることもあります。こういったことから、北部の食文化は、どちらかというとお隣の青森県南部地方に近いものがあります。米が豊富に取れていた南部では、餅文化日本一と言われていて、実に200種類以上のもちの種類があると言われています。逆に北部では、風土を生かした保存食が多く、お蕎麦が主流。小分けされたお蕎麦がどんどん器に入れられていくわんこそばは、大食いの代名詞として、とても有名ですよね。親潮と黒潮がぶつかる沿岸部では、さんまのすり身汁や、どんこ鍋、どんこなますなど、海の幸をふんだんに使った郷土料理も多いです。

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